隠レ蓑

お山の日記と、日々の懊悩

男三世代で金時山

 

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父と息子と僕と、男三世代で初めての登山。

いつまで三人でこんなふうに歩くことができるだろうか。

70の半ばになった父の歩みに気を配りながら思う。

でもさ、ちゃんとした登山じゃなくてもいいんだよ。そうだな。

里のちょっとした自然のなかを散策するのも楽しい。鎌倉の天園ハイキングコースくらいの道のりだってそれはそれで楽しいものだ。

息子だってまだ行程の半分以上ベビーキャリアに乗せてかついでいる。

そうだな。僕が頑張ればまだいろいろ行ける、かな。

僕の登山だってもともと家族登山から始まった。

沢とか壁とか、登りたいお山やルートはたくさんあり、お出かけしてばかりの日々だが、戻るべき場所は家族の登山なのだろう。

それがいいし、そういうふうにしていきたい。

 

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神奈川県民だけど金時山は初めて。父は5回目くらいだったらしいが。金時見晴パーキングという新しい駐車場が出来ていて、そこからならコースタイム45分で山頂。実際にはもう少しかかったけれど、とてもお手軽な登山ができる。帰りに公時神社に寄って、安全登山のお礼をした。そして、仙石原で超おいしいローストビーフを買って、大涌谷で黒たまごを食べて、芦ノ湖に寄って海賊船を眺めた。滅多に来ない箱根を満喫して帰った。

 

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次はあれに乗ろうね。

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