隠レ蓑

お山の日記と、日々の懊悩

雑記・お話

大菩薩峠

大菩薩は結構好きなお山で、そんなに沢山ではないけれど、何回か行ったことがある。 20代半ばの頃、終電つづきの仕事で精神的に追い込まれ、山なんかとても行けない生活に陥ったときに、いや、やっぱり行きい、軽いとこなら何とか・・、と思って行ったのも、…

懊悩のつづき

前編:4/23 懊悩 対峙 4/23に落石で右手を負傷し敗退した"女~~~沢"に、6か月経った10/28、ようやく行った。いままでも行く機会がなかったわけではないけれど、頼りになる誰かと一緒に行く前提で機会をうかがっていたのだ。しかしながら、結局誰にも同行を…

片品川・泙川

ゲートに車を停めてかったるい林道歩きを1時間半。「平滝」というきれいな滝を見たいと言って、その下から入渓した。「泙川」って以前は地形図で「たにがわ」とルビがふってあったが、今回見てみたら「ひらかわ」。どうなってるんだろ?ひらかわの間違いだっ…

上高地散歩

雨上がりの上高地。河童橋から霧にけむる山嶺を見上げる。予報はいまいちだったけれど、空はこれからどんどん晴れてくる雰囲気がする。思ったよりいい感じ。 明神池の手前にある嘉門次小屋に何となく寄ってみたが、まだ開店前。いつかここでゆっくりしたり、…

懊悩

C650付近 衝撃 4/23(土)9時20分ごろ、西丹沢・玄倉川、モチコシ沢から一本下流側の沢にいた。女~~~沢である。遡行開始から約1時間。F1の15m滝を右岸から巻き上がり、小滝がつらなるC650付近に至った。まだ下流域のなんでもないところだ。 右岸側を一段…

男三世代で金時山

父と息子と僕と、男三世代で初めての登山。 いつまで三人でこんなふうに歩くことができるだろうか。 70の半ばになった父の歩みに気を配りながら思う。 でもさ、ちゃんとした登山じゃなくてもいいんだよ。そうだな。 里のちょっとした自然のなかを散策するの…

三浦半島、岩礁の道

20年ほど前によく三浦半島を訪れて、海沿いに整備された関東ふれあいの道を隈なく歩いたものでした。当時は仕事で毎日終電、金曜は徹夜で働いて土曜朝帰る・・みたいな生活だったので、とても登山なんて心境ではありませんでした。ふらっと電車で来れて静か…

息子と沢上谷(ソーレ谷)

3歳の息子と一泊の小さな旅にでかけました。まず上高地に行き岳沢湿原と小梨平を散策し、新穂高に移動して深山荘に泊まりました。二人で泊まり旅に出かけるのは初めてでした。上高地の自然で遊び、深山荘の川沿いの大きな露天風呂に入って・・、息子とのデー…

三つ峠、夜霧の下山

アブミ登攀の経験がないというJunさんの練習に付き合い、三つ峠。天気予報が大外れで、終始曇り空で時折パラついた。けっ。 いや何を隠そう私も練習で人工ルートを登りに来たことはなく、これが初(笑)。思えば、アブミは滝とかでネイリングで使うために念の…

2020.4〜2021.3クライミングの忘備

意外なことに秋ごろに急にクライミングがしたくなり、数年ぶりに湯河原幕岩に通った。早起きしたくないし、遠くへ行くのも面倒くさいので、1時間半で行ける湯河原。ロープやハーネスを付けるのも面倒くさいのでボルダリングがメインである。 これまで数か月…

五郎山の概念

折角なので五郎山について忘備的にまとめてみました。 五郎山は長野県川上村にある2132mの独立峰です。また西側にマキヨセという岩峰群を持っており、どちらも南面全体が数十~百m超の岩壁になっています。 登山道とピーク 下図は南面の概念図です。左の2つ…

前穂高岳~A沢のコル

頻発する穂高の地震。いろいろ気になって、日曜日が一日だけ空いたので前穂にフラフラしに行った。 朝、前穂に向けて登っているときに二回、落石の音が響いた。前穂の山頂ですこーしだけボーっとして、A沢のコルに向けて下降した。前穂三本槍(ひょうたん池…

2019.4~2020.3クライミングの忘備

2019年度はネガティブマインドな一年だった。 忘れないようにクライミングの忘備を1年に1回は・・、と思ってはいたが、残念ながらそんなに登ってない。 いや、登れなくなってしまった。 2019年度は色々あって、春からずっと調子が悪かった。最たる要因は仕事…

白馬岳

32年前に、小学2年、8歳だった僕は白馬岳に登った。 白馬山頂から見たご来光のことだけ、強烈な印象とともに覚えている。日の出前の、暗く、寒々しい空気のなか、どこまでも広がる荒涼とした雲海。一点の暁光が小さく輝き出すと、あたりの人々の歓声と拍手と…

岳沢、前穂

2017年5月から今年で丸3年。時が経つのはかくも早いものかと、今更ながら驚く。3年で俺も白髪が増えまくったなぁ。いろいろな愚にもつかぬ想念が湧くけれど、それらは自分の胸にしまっておきたいと思う。 多分これから上高地を歩き出し梓川の向こうに真っす…

2018.4~2019.3クライミングの忘備

2018年度の乾き登攀の忘備録である。 2018年:4/19~5/1宮崎クライミング/8/25~26北岳バットレス第四尾根/9/8瑞牆カサメリ/9/28滝谷第四尾根/12/29青葉 2019年:1/5城山南壁/3/23~24瑞浪/3/31御前岩 こうしてみるとシングルピッチのフリークライミン…

終わりのない虫対策

(1)緒言 ~虫に弱い人の気持ちは、虫に弱い人にしか分からない~ まずここでは「虫」とは蚊・ブヨ・ヌカカ・アブなどといった吸血してくる羽虫、いわゆる「蚊」の延長上に括られる虫ということに緩く定義しておきたい。虫といっても数多くあり、その種類ご…

北岳バットレス第四尾根

8/25~26 北岳バットレス第四尾根 with Wさん、そして広河原の思い出 【むかし見た広河原の風景】 広河原に来るのは、約20年ぶりである。 いまだに自家用車で入ってこれた時代の記憶が強い、この広河原。しかし、その時代の広河原がどんな風景だったか、思い…

増水敗退の記

また谷川。赤谷川林道から見下ろす川の水量は、先々週に笹穴沢に来た時と比べ大幅に多い。2~3日前の大雨の影響がまだ残っていたようだ。渡渉点から見える東俣ノ頭からも普段は無い滝が落ちている。ところどころ渡渉・へつりにも困りながら、横幅いっぱいに…

敗退の記

滝や壁(というか、なにがしかのルート)を前にしたとき、不必要な種類の恐怖心で心がいっぱいになっているときがある。言い換えれば、始まってもいないのに、いきなり追い込まれていて、どうにも集中力を欠いた状態になっているということだ。いま登ろうと…

2017.11~2018.3クライミングの忘備

2017 11/26(日) 兜岩 12/3(日) 兜岩 12/16(土) 城ヶ崎・ファミリー 12/23(土) 城ヶ崎・日蓮崎 2018 2/24(土) 伊豆海金剛・スーパーレイン 3/11(日) 昇仙峡 通年でお山に、というか沢登りに行きたいなぁとは思っていたが、クライミングを全然やってなかったの…