隠レ蓑

お山の日記と、日々の懊悩

丹沢 玄倉川源流 熊木沢・箒杉沢・鍋割沢 未満

沢登りの対象として玄倉川の支流には多くの登攀的な好ルートがあり、本流も中流域では綺麗な渓谷の遡上が楽しめる。しかしながら、ユーシンロッジ付近の二俣で檜洞沢に水流を分けた後、本流は遡行の対象から跡形もなく消え去ってしまう・・。まぁそりゃそう…

丹沢・水沢川伊勢沢左俣

温度計がマイナス3度を指す寒々しい林道ゲートに停めて、ブルブルしながらお仕度。奥に伸びる2本の林道のうち、右側の伊勢沢林道を約1時間だらだらと歩く。途中、音見沢橋、焼小屋沢橋と支流をまたぐ。林道と並走する本流筋を何度か見やったが、沢を流れる水…

房総・木和田川〜小糸川右俣

土曜日は曇りときどき雨くらいだと思っていたが、一日中雨らしい。えー、やっぱ行くのやめようかなぁ。でも今日行かなかったら明日は明日で面倒くさくなって結局またお山を歩かない週末になりそうだ。もう何も考えずに行こう。気温は高いみたいだし、房総の…

大菩薩峠

大菩薩は結構好きなお山で、そんなに沢山ではないけれど、何回か行ったことがある。 20代半ばの頃、終電つづきの仕事で精神的に追い込まれ、山なんかとても行けない生活に陥ったときに、いや、やっぱり行きい、軽いとこなら何とか・・、と思って行ったのも、…

丹沢・ハタチガ沢

お互い色々あって今年は一緒に山に入れていなかったJunさんと、1年以上ぶりに再会して、軽い沢ハイキングに出かけた。 土山峠からの湖岸道をひっそりと歩き、山越えしてハタチガ沢の出合いのほうに下りた。これは"廃キング"の人たちご用達(?)のルートらしく…

西上州・鷹ノ巣岩〜碧岩〜大岩

鷹ノ巣岩、碧岩、大岩という3つ並んだ岩峰を一筆書きで登る、というプランです。 西上州は私はあまり来たことがなくて、若いころに表妙義の縦走と、数年前に星穴、大ナゲシ北稜(だっけ?)に行ったことがあるのみ。ロープをちゃんと出して登る山行は今回が…

懊悩のつづき

前編:4/23 懊悩 対峙 4/23に落石で右手を負傷し敗退した"女~~~沢"に、6か月経った10/28、ようやく行った。いままでも行く機会がなかったわけではないけれど、頼りになる誰かと一緒に行く前提で機会をうかがっていたのだ。しかしながら、結局誰にも同行を…

丹沢・女郎小屋沢

下降点。女郎小屋沢を臨む川原にお花が手向けられていた。手を合わせた。 入渓してすぐ出てくる堰堤は、ピンクテープに従って左岸をトラバースする踏み跡から巻いた。 2m滝。最初の滝。 3条15m。巻けるものは巻く方針なので、右岸巻き。落ち口へのトラバース…

仙ノ倉谷・ダイコンオロシ沢

1泊2日で仙ノ倉谷に入り、昨日は西ゼンを登った。今日は東ゼン予定だったが予報通り天気がイマイチなので、代替案のダイコンオロシ沢を選んだ。ダイコンオロシってネーミングには興味を覚えざるを得ないが実際はどんなところだろう。 仙ノ倉谷C1000mくらい右…

仙ノ倉谷・西ゼン

昨年雨飾山の難ルートにご一緒したNさんと、初めてお会いする若いYさんと3人で、1泊2日の楽しいスラブ滝の旅。今日は西ゼン、明日は東ゼンを巡る予定だが、明日は悪天の可能性大・・。そのため代替案として支流のダイコンオロシ沢をピックアップしている。お…

下又白谷前壁

朝7時前、うすら寒い高曇りのなか徳沢の手前で下又白谷を遠望。 ガレの谷に入る。数年前の台風で下流は大分荒廃が進んだらしい。また穂高は地震による影響も大きい。 陽が差して快晴になる。小一時間ガレを歩き眼前に迫ってきた「前壁」を見やる。広大な前壁…

一ノ瀬川・水干沢~笠取山

4歳の息子を連れて多摩川源流の一ノ瀬川・水干沢。自宅の近くを流れるあの大きな多摩川が一滴のお水として生まれるお山に、小さな冒険。いや私にとっては、15kgの息子+荷物を不安定なベビキャリで担いで、絶対転ばないで沢歩きする日帰りの試練(?)笑。いや…

南日高・コイボクシュメナシュンベツ川~楽古岳

お山では初めての北海道に行った。夏季休暇を利用して9/22~27・・、2泊3日でフルに動けるようにその前後の日に飛行機を手配して、計5日間。しがない会社員にはなけなしの5日間だったが、雨続きで、9/23は終日雨、9/24に半日だけ小樽赤岩。9/25に日帰りで南…

南会津・メルガ股沢と袖沢

9/17~19で、こないだ泙川に一緒に行ったOさんとMさんと3人で釣り沢行。本当は東北は和賀山塊の渓に行きたかったが台風の影響で取りやめ、天気がよさそうな奥只見近辺にした。 袖沢北沢~丸山岳~メルガ股沢下降、という看板ルートを考えたけれど、最終日に…

片品川・泙川

ゲートに車を停めてかったるい林道歩きを1時間半。「平滝」というきれいな滝を見たいと言って、その下から入渓した。「泙川」って以前は地形図で「たにがわ」とルビがふってあったが、今回見てみたら「ひらかわ」。どうなってるんだろ?ひらかわの間違いだっ…

上高地散歩

雨上がりの上高地。河童橋から霧にけむる山嶺を見上げる。予報はいまいちだったけれど、空はこれからどんどん晴れてくる雰囲気がする。思ったよりいい感じ。 明神池の手前にある嘉門次小屋に何となく寄ってみたが、まだ開店前。いつかここでゆっくりしたり、…

瑞牆山本峰南壁・トムソーヤの冒険

瑞牆山荘から登山道を歩いて、途中にあった見晴らし台で誰もがするように、ありきたりな一枚の写真を撮った。 「トムソーヤの冒険」というルートがあるんじゃなくて、瑞牆山本峰南壁というエリアの洞穴ルートからダルマフェースにつなげて山頂まで登るのを称…

鶏冠谷右俣

3か月ぶりの沢登り復帰で鶏冠谷右俣に行った。 訪れるのは2回目。初めて行った時と同じく、ヘルメットのみの軽装でお散歩モード。 前夜は深夜2時ごろに道の駅みとみに入って、1時間ほどパートナーのOさんと飲み会。久しぶりに一緒に山に入る相棒と色々と語り…

南相木村・村界南尾根

まったく知らなかった里尾根をAさんに紹介してもらって、一緒に散歩してきた。南相木村と川上村の村界尾根である。馬越峠~御陵山~オソネ~高天原~南相木ダムに下山、というルート。私にとっては2か月ぶりに一日フルで、そして人と一緒に入るお山。 ブヨが…

奥秩父・雁峠~雁坂峠

広川沿いの登山道は開放的な緑あふれる谷間の散歩だ。広々した源流から軽く笹原をトラバース気味に登ると雁峠につく。昼には帰らないといかんので、三角の形をした笠取山は残念ながら割愛。雁峠から雁坂峠の尾根歩きは、笹原や、シラビソの立ち枯れや、苔む…

丹沢 寄~鍋割山ハイキング

家から1時間で来れる静かな近場で、朝だけの山歩き・・と思って。でもな、登山道は暗い杉の植林、じめじめした地面、そして、そう、ヒル・・・。う~~む。30数年ぶりの鍋割山、次に来るのはまた30年後かな?! ほぼ休まず歩き続けてたのに、5か所もやられた…

丹沢 寄~檜岳ハイキング

一か月半ぶりのお山は寄から檜岳山稜のかるーいハイキングです。寄大橋からスタート。寄沢登山道~雨山峠~雨山~檜岳~秦野峠、ここまで登山道で、あとは林道を寄大橋に戻る。4月の沢で右手をケガをして手術とか色々ありましたが、つい数日前になんとなくケ…

懊悩

C650付近 衝撃 4/23(土)9時20分ごろ、西丹沢・玄倉川、モチコシ沢から一本下流側の沢にいた。女~~~沢である。遡行開始から約1時間。F1の15m滝を右岸から巻き上がり、小滝がつらなるC650付近に至った。まだ下流域のなんでもないところだ。 右岸側を一段…

丹沢・ヒイチ沢

ヒイチ沢は8年ほど前に行ったことがあり、丹沢らしからぬ圧倒的な側壁をもつゴルジュにいたく感動して、以来丹沢で一番のお気に入りの沢だった。いつか再訪したいなぁと思っていた。あと、この沢には落とし物がひとつあって、それがちょっぴり心に引っかかっ…

奥秩父・中ノ沢~青笹尾根

名前のとおりナメが連続するナメラ沢と、原生林や笹原が美しい峠沢沿いの登山道、ポピュラーなこの2本に挟まれているのが「中ノ沢」である。中ノ沢は沢登りの記録をまったく見ない。たしかに地形図を見ると源頭は崩壊記号が多く、沢は荒れて埋まっていると思…

奥秩父・鶏冠谷左俣

鶏冠谷出合。水面は微妙に凍っていたが、さっそく踏み抜いた。 10m魚止ノ滝は右巻き。5mmのダイビング用ネオプレンソックスに1サイズ大きい沢靴を履きチェーンスパイク・・、ではまともなクライミングはできそうにない。 ゴーロからナメに。両岸が立ってくる…

東丹沢・ヤゲン沢左俣

札掛森の家駐車場には、宮ケ瀬湖経由の林道が閉鎖されているので、ヤビツ峠経由で行く必要がある。なのに何故か宮ケ瀬湖に着いてしまい、来た道を全部戻る羽目に。朝から大失敗だ。とてつもなくタイムロスして駐車場に到着した。 10時過ぎにやっと出発し林道…

房総・湊川本流~高宕川~志組川

いまの時期、日照時間は6時半ごろ~17時半ごろの約10時間です。長い距離を歩きたいと思ってはいますが、房総とはいえその10時間以内で山行をおさめようとするなら、私には30kmくらいまでの行程がせいぜいです。沢と沢以外の割合にもよりますが、それなりに疲…

房総・袋倉川西股

南房総の地形図を見ていたら袋倉川西股のダムの上流に興味を覚えた。手元の書籍(「決定版!千葉の滝めぐり『房州の滝』」、房日新聞社)を見たところ、ダム手前の支流セーナ沢と東股が掲載されていた。ダム上流の記載はない。ネット検索でも同様だった。わ…

房総・三間川~小糸川源流左俣

行きは小糸川支流の三間川を三島湖から源流まで遡行。安房高山まで。帰りは小糸川の左俣源流から豊英湖まで下降。沢を15kmくらい歩けるプラン。 三島ダムにあるトイレ付駐車場を出発した。奥米隧道を抜け4㎞ほど歩き、廻田橋という車道と吊り橋と新旧の橋が…