隠レ蓑

お山の日記と、日々の懊悩

滑瀞谷・火打石谷

 

余慶橋から丹波川本流に入渓。大きな渓谷でとてもよい。

f:id:Kakuremino:20230712214542j:image

 

滑瀞谷出合。く、暗い!

f:id:Kakuremino:20230712214130j:image

 

怪しげな暗がりに入っていく。

f:id:Kakuremino:20230712214539j:image

 

適当に小滝を越え、

f:id:Kakuremino:20230712214136j:image

f:id:Kakuremino:20230712214139j:image

 

沢が左に曲がるところで、

f:id:Kakuremino:20230712214148j:image

 

ガイドブックによると10m滝らしい。10m? もうちょっと小さめかな。

f:id:Kakuremino:20230712215247j:image

 

10m滝の巻き。左岸のルンゼからバンドを左上し、懸垂下降で落ち口へ戻る。真っ黒な濡れ岩の登攀が陰惨な感じを醸している。

 

また小滝を適当に越えていく。今回4人パーティで、4人とも登れるメンツだから、なんだかとても楽しい。

f:id:Kakuremino:20230712214133j:image

f:id:Kakuremino:20230712214142j:image

f:id:Kakuremino:20230712214145j:image

 

きれいなスダレ状滝の上から「釜をもったナメの小滝」というか「釜をもったゴーロ」って感じが続く。だらだら歩く。やがてまたちゃんとした小滝が出てくる。

f:id:Kakuremino:20230712214439j:image

f:id:Kakuremino:20230712214451j:image

f:id:Kakuremino:20230712214442j:image

f:id:Kakuremino:20230712214446j:image

 

12~13mくらいの滝(ガイドブックでいう6m滝?)。水流右を登る。

f:id:Kakuremino:20230712214458j:image

 

12~13mの滝、水流右の登攀。難しいわけではないが、スメアっぽい足置き、プッシュが連続するバランシーなムーブが、ほどよい緊張感を味あわせてくれる。

 

滝上から、向こうに見えてくるものが!

f:id:Kakuremino:20230712214430j:image

 

ありゃあ・・。

f:id:Kakuremino:20230712214454j:image

 

幻の大滝(40m?)。見物のみ!

 

そして本流をちょっとだけ進むと、こちらにも・・。

f:id:Kakuremino:20230712214433j:image

 

大滝(30m?)。登れる仲間がリードしてくれると言ってくれた!すごい!フォローでも登るのコワイ!!


大滝登攀。滑っていてシャワーを浴びるし、簡単じゃない。下から見ていて、実にすばらしいクライミングだった。フォローでよかった!

f:id:Kakuremino:20230712214510j:image

 

大滝の上の終わりの小滝。

f:id:Kakuremino:20230712214513j:image

 

C1240mから左岸支流に進み、稜線まで粛々と詰め上げる。完全お疲れモード。

f:id:Kakuremino:20230712214504j:image

 

熊倉山。あとは南尾根を適当に下山した。

f:id:Kakuremino:20230712214448j:image

 

 

余慶橋(7:15)~火打石谷出合(7:35)~10m滝(8:15)~大滝(11:40)~C1240m(13:20)~稜線(14:30)~熊倉山(14:40)~起点戻り(16:40)

装備:ダブルロープ50m、カム1セット、ハーケンハンマー

参考:東京起点沢登りルート100

ルート☟