隠レ蓑

お山の日記と、日々の懊悩

沢登り

丹沢 玄倉川源流 熊木沢・箒杉沢・鍋割沢 未満

沢登りの対象として玄倉川の支流には多くの登攀的な好ルートがあり、本流も中流域では綺麗な渓谷の遡上が楽しめる。しかしながら、ユーシンロッジ付近の二俣で檜洞沢に水流を分けた後、本流は遡行の対象から跡形もなく消え去ってしまう・・。まぁそりゃそう…

丹沢・水沢川伊勢沢左俣

温度計がマイナス3度を指す寒々しい林道ゲートに停めて、ブルブルしながらお仕度。奥に伸びる2本の林道のうち、右側の伊勢沢林道を約1時間だらだらと歩く。途中、音見沢橋、焼小屋沢橋と支流をまたぐ。林道と並走する本流筋を何度か見やったが、沢を流れる水…

房総・木和田川〜小糸川右俣

土曜日は曇りときどき雨くらいだと思っていたが、一日中雨らしい。えー、やっぱ行くのやめようかなぁ。でも今日行かなかったら明日は明日で面倒くさくなって結局またお山を歩かない週末になりそうだ。もう何も考えずに行こう。気温は高いみたいだし、房総の…

丹沢・ハタチガ沢

お互い色々あって今年は一緒に山に入れていなかったJunさんと、1年以上ぶりに再会して、軽い沢ハイキングに出かけた。 土山峠からの湖岸道をひっそりと歩き、山越えしてハタチガ沢の出合いのほうに下りた。これは"廃キング"の人たちご用達(?)のルートらしく…

丹沢・女郎小屋沢

下降点。女郎小屋沢を臨む川原にお花が手向けられていた。手を合わせた。 入渓してすぐ出てくる堰堤は、ピンクテープに従って左岸をトラバースする踏み跡から巻いた。 2m滝。最初の滝。 3条15m。巻けるものは巻く方針なので、右岸巻き。落ち口へのトラバース…

仙ノ倉谷・ダイコンオロシ沢

1泊2日で仙ノ倉谷に入り、昨日は西ゼンを登った。今日は東ゼン予定だったが予報通り天気がイマイチなので、代替案のダイコンオロシ沢を選んだ。ダイコンオロシってネーミングには興味を覚えざるを得ないが実際はどんなところだろう。 仙ノ倉谷C1000mくらい右…

仙ノ倉谷・西ゼン

昨年雨飾山の難ルートにご一緒したNさんと、初めてお会いする若いYさんと3人で、1泊2日の楽しいスラブ滝の旅。今日は西ゼン、明日は東ゼンを巡る予定だが、明日は悪天の可能性大・・。そのため代替案として支流のダイコンオロシ沢をピックアップしている。お…

一ノ瀬川・水干沢~笠取山

4歳の息子を連れて多摩川源流の一ノ瀬川・水干沢。自宅の近くを流れるあの大きな多摩川が一滴のお水として生まれるお山に、小さな冒険。いや私にとっては、15kgの息子+荷物を不安定なベビキャリで担いで、絶対転ばないで沢歩きする日帰りの試練(?)笑。いや…

南日高・コイボクシュメナシュンベツ川~楽古岳

お山では初めての北海道に行った。夏季休暇を利用して9/22~27・・、2泊3日でフルに動けるようにその前後の日に飛行機を手配して、計5日間。しがない会社員にはなけなしの5日間だったが、雨続きで、9/23は終日雨、9/24に半日だけ小樽赤岩。9/25に日帰りで南…

南会津・メルガ股沢と袖沢

9/17~19で、こないだ泙川に一緒に行ったOさんとMさんと3人で釣り沢行。本当は東北は和賀山塊の渓に行きたかったが台風の影響で取りやめ、天気がよさそうな奥只見近辺にした。 袖沢北沢~丸山岳~メルガ股沢下降、という看板ルートを考えたけれど、最終日に…

片品川・泙川

ゲートに車を停めてかったるい林道歩きを1時間半。「平滝」というきれいな滝を見たいと言って、その下から入渓した。「泙川」って以前は地形図で「たにがわ」とルビがふってあったが、今回見てみたら「ひらかわ」。どうなってるんだろ?ひらかわの間違いだっ…

鶏冠谷右俣

3か月ぶりの沢登り復帰で鶏冠谷右俣に行った。 訪れるのは2回目。初めて行った時と同じく、ヘルメットのみの軽装でお散歩モード。 前夜は深夜2時ごろに道の駅みとみに入って、1時間ほどパートナーのOさんと飲み会。久しぶりに一緒に山に入る相棒と色々と語り…

丹沢・ヒイチ沢

ヒイチ沢は8年ほど前に行ったことがあり、丹沢らしからぬ圧倒的な側壁をもつゴルジュにいたく感動して、以来丹沢で一番のお気に入りの沢だった。いつか再訪したいなぁと思っていた。あと、この沢には落とし物がひとつあって、それがちょっぴり心に引っかかっ…

奥秩父・中ノ沢~青笹尾根

名前のとおりナメが連続するナメラ沢と、原生林や笹原が美しい峠沢沿いの登山道、ポピュラーなこの2本に挟まれているのが「中ノ沢」である。中ノ沢は沢登りの記録をまったく見ない。たしかに地形図を見ると源頭は崩壊記号が多く、沢は荒れて埋まっていると思…

奥秩父・鶏冠谷左俣

鶏冠谷出合。水面は微妙に凍っていたが、さっそく踏み抜いた。 10m魚止ノ滝は右巻き。5mmのダイビング用ネオプレンソックスに1サイズ大きい沢靴を履きチェーンスパイク・・、ではまともなクライミングはできそうにない。 ゴーロからナメに。両岸が立ってくる…

東丹沢・ヤゲン沢左俣

札掛森の家駐車場には、宮ケ瀬湖経由の林道が閉鎖されているので、ヤビツ峠経由で行く必要がある。なのに何故か宮ケ瀬湖に着いてしまい、来た道を全部戻る羽目に。朝から大失敗だ。とてつもなくタイムロスして駐車場に到着した。 10時過ぎにやっと出発し林道…

房総・湊川本流~高宕川~志組川

いまの時期、日照時間は6時半ごろ~17時半ごろの約10時間です。長い距離を歩きたいと思ってはいますが、房総とはいえその10時間以内で山行をおさめようとするなら、私には30kmくらいまでの行程がせいぜいです。沢と沢以外の割合にもよりますが、それなりに疲…

房総・袋倉川西股

南房総の地形図を見ていたら袋倉川西股のダムの上流に興味を覚えた。手元の書籍(「決定版!千葉の滝めぐり『房州の滝』」、房日新聞社)を見たところ、ダム手前の支流セーナ沢と東股が掲載されていた。ダム上流の記載はない。ネット検索でも同様だった。わ…

房総・三間川~小糸川源流左俣

行きは小糸川支流の三間川を三島湖から源流まで遡行。安房高山まで。帰りは小糸川の左俣源流から豊英湖まで下降。沢を15kmくらい歩けるプラン。 三島ダムにあるトイレ付駐車場を出発した。奥米隧道を抜け4㎞ほど歩き、廻田橋という車道と吊り橋と新旧の橋が…

足柄・狩川左俣

C550付近の印象的な三角岩 丹沢の南、足柄の山域で唯一沢歩きができそうなのが狩川です。親子で初めて金時山を登ったのがきっかけで足柄に興味を覚え、ピックアップしたこの冬枯れの里沢にさっそく出かけました。とはいえ、全域で林道が入り乱れ、地形的にこ…

白神山地・暗門~赤石川~大川

10/22(1日目) 暗門川~西股沢 9時半ごろ駐車場を出発した。遊歩道を歩き出し暗門滝へ。昨日それなりの雨だったようで沢はいくらか増水していた。今日も曇りから雨になる予報だ。下流から第三、第二、第一と数える3つの滝はとても見ごたえがある。第二の滝…

吾妻連峰・間々川

昨年9月に松川を遡行した。が、日帰りだったので、火焔滝・剣急滝・燕滝と巻いたところで時間切れとなり、そのまま登山道にエスケープして下山したのだった。それでもとても満足した山行だった。ただ、松川の山行を思い出すたび、松川の上流、間々川もきちん…

鳥海山・檜ノ沢(ひのそ)

あ~いつか行きたいなぁと思っていた鳥海山。シルバーウィークは穂高の予定が地震でダメになり、とりあえず東北に行こうと思って準備してみたが、行先が決まらない。あそこもここも、と候補が沢山すぎて絞れなくなってしまったのだ。妻が、だったら前から行…

栗駒山・産女川

・・・・・ 栗駒の名渓である産女川は、2008年の岩手・宮城内陸地震により甚大な被害をうけた。渓の800~850m左岸側の山体で1,000m付近を起点に大規模な地すべりが、また周囲でも斜面崩落などが発生し、土石流で1.5㎞下流まで土砂に埋まったという。当然なが…

西上州・橋倉川本谷

川沿いに道を歩いていくとアーチ状堰堤についたので、5~6mの懸垂で下りて入渓した。入渓するとお決まりの広河原になっている。歩くとすぐに出てきたやや滑る2条の小滝を左から巻くと石積み堰堤。その上はまた広河原。そして急に空が狭くなって第一ゴルジュ…

息子と沢上谷(ソーレ谷)

3歳の息子と一泊の小さな旅にでかけました。まず上高地に行き岳沢湿原と小梨平を散策し、新穂高に移動して深山荘に泊まりました。二人で泊まり旅に出かけるのは初めてでした。上高地の自然で遊び、深山荘の川沿いの大きな露天風呂に入って・・、息子とのデー…

小菅川本谷~大菩薩嶺

朝、道の駅こすげで目覚めると豪快に寝坊していてもう7時だった。4時半起床だったんだけどな。 行こうとしていた沢はきれいさっぱり諦め、ガイドブックを開くと「大菩薩峠へ初級者向けの好ルート」という小菅川本谷が目に入る。大菩薩行きたくて来たんだから…

西丹沢 モロクボ沢・滑棚沢~白石滝

5/4晴れ with Junさん、西丹沢中川川・モロクボ沢~滑棚沢~白石峠~登山道から白石滝へ下降~白石沢下降。 年始に1回だけ房総に軽い沢歩きに行ったのをカウントしないとすれば、ちゃんとした(?)沢登りはなんと半年以上ぶりになる。 大混雑のビジターセン…

房総・小櫃川本流

石尊山北口参道付近の路肩スペースに停めて歩き出した。黄和田畑トンネルを過ぎ沢が近くなるとすぐに沢へ降りる踏み跡がみられ、労せず入渓した。 川幅いっぱいに低く広がった黒い水面。小さく丸く粘土質なゴーロ。そこかしこにゴミが目立つ里の沢。まぁいい…

吾妻連峰・松川

不忘閣ヒュッテ跡に駐車し、ちょっと狭くて勾配も急な林道を自転車でダウンヒル。太平神社付近にとめて林道終点まで歩き、踏み跡から松川に入渓すると矢沢出合まですぐだった。 本当にミルキーブルーの水色。ラバー靴だが滑りも個人的には気にならない程度。…