20年ほど前によく三浦半島を訪れて、海沿いに整備された関東ふれあいの道を隈なく歩いたものでした。当時は仕事で毎日終電、金曜は徹夜で働いて土曜朝帰る・・みたいな生活だったので、とても登山なんて心境ではありませんでした。ふらっと電車で来れて静かに歩くことができる三浦半島のハイキングは、ギリギリ自分に残った自然との最後の接点になりました。そんなわけで、今も昔もここには大事な、よい印象しか持っていません。
午後だけ時間があったので、久しぶりに来てみました。毘沙門天から観音山下まで、という5~6kmかそこらを往復しただけでしたが、いつも通り楽しかった。そして、これを自分なりにもっと面白いハイキングにできないものかなぁとふと考えています。冬にまたふらっと来て、時間つぶし的にできたらいいかなぁと思っていますが、どうか・・。
・千葉の沢で毎冬、不整路の歩行トレーニングとして20~30kmくらいのロング沢ハイキングをしてますが、ここ三浦半島岩礁の道もフルで歩けば約10㎞、往復で20㎞。2往復すれば40㎞。足元もほどほどに悪くてよいトレーニングになりそう。
・ルートは剱崎~宮川湾までの関東ふれあいの道だが、正規ルートは江奈湾干潟を車道で巻いて毘沙門天浜に至る。実際は江奈湾~毘沙門天浜は岩礁沿いに歩けたので、全行程岩礁沿いで行ける。(藪漕ぎと入水あり、だが。)
・獲得標高はほぼ皆無だが、体力トレーニングではなくて、歩行技術トレーニングとして捉えれば非常に有効な気がする。足元が悪い要素:岩礁のゴツゴツ、砂地、流木やゴミ、ときに藪漕ぎ、わずかにロード。
・観音山下、毘沙門天の東風崎、といった30mかそこらだがちょっとしたお山があり、踏み跡もない藪山。せっかくなので、道中にあるピークにわざわざ藪漕ぎで登りながら、岩礁の道を歩いたらどうかな。意外にピークにお堂とかあるかも?
・歩き以上トレラン未満が基本となるだろうが、気合があれば30kgくらい背負って歩けば最高のトレーニングになるか・・。いやめんどくさいな。
・ボロボロの砂岩なのでクライミングは全然ダメだが、道中一か所、高さ2mくらい、長さ20mほどの被ったところがあって、いつものごとくトラバース。砂がボロボロ落ちてきて目や服のなかに入ってきて不快なわけですが、それを我慢してトラバースするのを義務化してみようか。
・どこかにチャリデポして自転車で走ってもよいなぁ。
盗人狩。奥は大量のゴミとハングした洞穴があり。20年前はもうちょっとキレイだった気もしますが。。
トラバースボルダー(笑)
満潮のため藪漕ぎと入水。水がお湯みたいだったな。
江奈湾干潟、踏み跡はあるが、藪は漕ぐ。蟹がすごいいる。あとクモの巣だらけでクモ自体もでかい。全身痒くなった。