入渓点となる三ノ沢橋がかかる林道はすごく感じがよくて、ここだけ散歩しにきてもいいくらい。自転車でのんびり走ったら心落ち着くだろうなぁ、などと思いつつ、お仕度して入渓。
入渓するといきなり堰堤。その上はお決まりの広河原。
その後は何でもない源流風景のなか穏やかなナメが断続する。両岸は食害防止(?)のビニールテープを巻いた植林ではあるが、個人的には特に渓相に影響を覚えず気にならなかった。丹沢らしからぬ豊か目な水量の源流だからか。
と、何も考えずにぼんやりモードで歩いていたら、急に沢が右カーブしているポイントになった。
こういったところは確実にキレイなポイントなのだ。水が意外に深く腰まで濡らしてへつって越えた。ここが三ノ沢で一番キレイだったかなぁ。ただ、遡行図を見てもこのポイントがどこだったのか、いまいち分からず笑。
その後も小滝を2~3越え、
805mの二俣に至った。遡行図の1m玉子岩っていうのは相当気にしていないと全く気が付かないと思う。そんなのあったっけ?と思い、少し引き返して探してみたら、まぁアレかな、というのがあった。
二俣から上部はナメが一層美しく、癒し渓そのものといった感じ。歩きながらも完全ぼんやりモードに突入である。
すごい丸い釜があった。夏は飛び込む人が多発するのだろう。私は水が怖いのでお断りですが。
丹沢っぽくない(?)大きな花崗岩のナメが、と思ったら、そういえばここは丹沢といいつつほとんど山梨だな、と思った。
堰堤の手前に出てくる、3mの小滝。後ろに堰堤が見える。
かわいいロボットが泣いているような堰堤。こんな立派な堰堤で区切られているから、ここから上流は割愛でよいかと思い、遡行を終わりにした。たった1時間の沢歩きだった・・・。ま、でも新緑の沢を歩けたので満足。
三ノ沢橋入渓(10:30)~二俣(11:05)~堰堤で遡行終了(11:40)
with Sさん、Yさん