先日、Aさんがまた新たに開拓したルートを登ってきました。Aさんと私、Nさん夫妻の2パーティです。
ガスに包まれた登山道が朝日に照らされて、なかなか幻想的なアプローチ。
取り付きは登山道コルから少しだけ登ったところです。
1pは20mくらい。トラバースがあってそこだけちょっと悪いけど、きちんとプロテクションがとれます。テラスに出て、きれいなクラックにカムでアンカー。
2pはそこから小さなハングを直上して藪までの20m。このピッチもプロテクション良好で安心して登れました。五郎山でいままでで一番ホールドにぶら下がった・・かな。木でアンカー。
振り返ると、こないだ登ったマキヨセP2が見えます。あのピークよりもここのほうがもう高い。
3pは眼の前の藪にはいかずに、あえて右上する岩の部分を登ります。軽く登るとリッジになり、プチリッジクライミング。傾斜が落ちたところで木でアンカー。
あとは少しだけ藪を漕ぐと山頂まで一投足です。
かなりいいルートです。五郎山で一番すきかも。短いルートではありますが、簡単で、かつ爽快な感じもあって、そして山頂まで行けるなんて。
五郎山に行きたいなんて人がいたら、このルートを最初に案内するでしょうね。
開拓したAさんの記録はこちら